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地震の影響で相場が変動

地震が中古車相場に与える影響とは

中古車相場は様々な要因によって変化を見せます。
「需要」と「供給」という二つの要素はこうした相場を論じるうえでは基本的なものとなりますが、これらのバランスは様々なことで容易く変化を見せるのです。
特に中古車相場に大きな変化を見せることとなるのが「地震」をはじめとする大きな災害です。
大きな地震のような大災害が発生すると、中古車市場には様々な影響が出ることとなります。
まず需要側、つまり消費者の側に発生する影響として、最も大きいものとなるのが「自家用車の喪失」です。
日常生活に影響が出ない程度の軽度の災害であればこれはさほど影響はありませんが、日常生活が崩壊してしまうほどの大きな災害となると、それによって地割れや津波などが発生することもあり、そうなってしまうと被災地に存在する自家用車の多くは災害に飲み込まれて失われることとなります。
ですがそうした場合であっても通常生活に自家用車は不可欠であるという場合は十分ありえることであり、また災害から避難するための移動手段として自動車が欲しくなるといったような需要も生まれることとなります。
つまり地震をはじめとした災害は、需要を大きくする作用があるのです。
対して供給側、つまり中古車販売業者などの側に発生する影響は、「商品の喪失」と「災害による需要の発生」です。
まず「商品の喪失」という面に関しては消費者の側と同様であり、災害によって商品である中古車が失われてしまうということとなります。
商品が失われると当然消費者に販売される絶対的な量が減少することとなりますから、一時的に「品不足」の状態が作られることとなります。
次いで「災害による需要の発生」という面に関しては、消費者の側に発生する影響として先述したことと関連しています。
災害から逃れるために、どんなものでも良いから自動車がとにかく欲しいという消費者が増加することによって、残された中古車の売れ行きは大きく伸びることとなるのです。
実際、東日本大震災という大災害が起きた際には多くの自動車が失われましたが、余震が続く中、多くの消費者が中古車販売店に赴いて中古車の購入を検討したとされています。
つまり災害が発生した後には「需要の増大」と「供給の減少」が中古車相場には発生すると言えるのです。
需要の方が高い受給量のミスマッチが発生している際は基本的に中古車相場は高騰することとなりますから、災害後は一時的に中古車の価格が総じて高額となるといえるでしょう。

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